近年、不適切なオーサーシップや二重投稿など、特定不正行為以外が問題となるケースが増えています。研究活動を萎縮させず、研究者が安心して研究活動に取り組んでいくためには、学協会や学術誌、大学、研究機関等において、研究活動の実態や研究分野の特性を踏まえたうえで、ルールの策定を含めた適切な取り組みが進展することが重要です。
そこで今回、オーサーシップと二重投稿に関するアンケートを実施いたします。ご協力いただけますと幸いです。
<アンケート問い合わせ先>
大阪大学全学教育推進機構・教授 中村征樹
「研究分野の多様性を踏まえた研究公正規範の明確化と共有」
(JST科学技術イノベーション政策のための科学研究開発プロジェクト採択課題)
E-mail : inquiry-ristex21@research-integrity.info
https://research-integrity.info/2021ristex/
「日本の科学・研究」に関する調査アンケートを実施しています。
本調査は、研究現場の「現状と課題」を取材するNHK(日本放送協会)との共同企画で、研究者を取り巻く環境の実態を広く社会に伝え、より良い研究環境の実現に向けた議論を活性化することを目的としています。
日本の科学・研究の発展に向けて、多くの研究者の皆さま(学部生・大学院
生、ポスドクを含む)、ご協力をお願い申し上げます。
1.調査目的
近年、日本の研究力低下が指摘されており、その要因として「研究時間の減少」「基盤的経費の減少」「不安定な雇用」などが挙げられています。本調査では、研究現場の現状と課題を分析し、社会に広く発信することで、研究環境の改善や日本の科学・研究の発展に貢献することを目的としています。
2.アンケートサイト
3.結果の公開
アンケートの結果は、NHKの番組制作に活用され、公共放送を通じて広く社会に発信されます。また、若手アカデミーにおいて学術的な分析を行い、これに基づいた提案を政策担当者や研究関係者と共有し、より良い科学技術・学術政策の実現に向けて積極的に活用していきます。
みなさまの研究現場の実情を反映させるため、多くのご意見をお寄せいただければ幸いです。
〈申込用URL〉
https://forms.gle/vsUJY5mKJSHv66jn7
参加をご希望の方は、以下サイト内の予約申し込みフォームからお申込み頂けます様お願い申し上げます。
https://www.l.u-tokyo.ac.jp/dls/ja/event/230305.html
☆参加申込 締め切り:2023年2月8日(月)(先着順)
上記の締切日の前でも定員に達し次第、受付終了となります。